大阪産業大学大学院人間環境学研究科/人間環境学部生活環境学科 生態学研究室 前迫ゆりウェブサイトProfileResearchEducationSocial activityinfomationKONC
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フィールド調査・研究成果

シカの脅威と森の未来―シカ柵による植生保全の有効性と限界 ―著書の紹介―

シカの脅威と森の未来―シカ柵による植生保全の有効性と限界【書 名】シカの脅威と森の未来 シカ柵による植生保全の有効性と限界
【編著者】前迫ゆり・高槻成紀 編
【体 裁】A5判・248頁
【定 価】3,240円(本体3,000円+8%税)
【発 行】文一総合出版
【刊行日】2015年8月3日
【 ISBN 】978-4-8299-6525-2

目次
はじめに  高槻成紀
第1章 シカは日本の自然を大きく変えた?
1.1. シカ学事始め 高槻 成紀
1.2. シカという動物 高槻 成紀
1.3. 植物への影響 高槻 成紀
1.4. 日本の植生へのシカ影響の広がり──植生学会の調査から 大野 啓一・吉川 正人
第2章 各地でのシカ柵でわかったこと
2.1. 日本の森林植生とシカ柵
2.1.1 北海道の森林におけるシカの影響──シカの生息密度の変化と森林の反応 明石 信廣
2.1.2 東京三頭山のブナ林──予防的に設置したシカ柵の効果 星野義延・大橋 春香
2.1.3 丹沢のブナ林──神奈川県はシカから森林を守ることができたのか 田村 淳
コラム1 土壌侵食とシカ被害 石川 芳治
2.1.4 春日山原始林と奈良のシカ──照葉樹林を未来につなげるために 前迫 ゆり
2.1.5 シカによって衰退した森林の集水域単位での林回復に挑む──芦生研究林での事例 高柳 敦
コラム2 森林被害を回避する4つの防御方法 高田 研一
2.1.6 大峯山前鬼の森林とシカ 松井 淳
2.1.7 大台ヶ原のブナ林の30 年 中静 透・阿部 友樹
2.1.8 中国山地のシカ被害とシカ柵による二次林の再生 永松 大
2.1.9 屋久島のヤクシカと植生の変化 辻野 亮
コラム3 ニホンジカの管理のためのデータ収集 坂田 宏志
2.2. 高山植生、湿地、ササ草原とシカ柵
2.2.1. 南アルプスの高山植生とシカ 増澤 武弘
2.2.2. 四国山地のササ草原とシカ 石川 愼吾
2.2.3. 湿原へのシカの影響 冨士田 裕子
第3章 シカ柵の有効性を考える
3.1. 知床のシカ捕獲と柵と保護区の未来 松田 裕之
3.2. シカ柵の有効性と限界 前迫 ゆり・高槻 成紀
おわりに 前迫ゆり

植生学会推薦書

増えすぎたシカへの対応のために、各地でシカ柵が設置され、多くのデータが蓄積されてきた。それは、作の効果を検証するにとどまらず、日本の植生 を浮き彫りにし、また生態系の中でのシカの役割を解き明かすものになっていたのだった。効果的な対策のために、日本列島の森林とシカの「今」をま とめた一冊。平成26年度科学研究費助成事業(日本学術振興会)研究成果公開促進費により出版

「世界遺産春日山原始林―照葉樹林とシカをめぐる生態と文化」 ―著書の紹介―

世界遺産春日山原始林―照葉樹林とシカをめぐる生態と文化【書 名】世界遺産 春日山原始林-照葉樹林とシカをめぐる生態と文化-
【編著者】前迫ゆり
【体 裁】A5判・292頁(口絵20頁+本文272頁)
【定 価】2625円(税込み)
【発 行】ナカニシヤ出版 
【刊行日】2013年3月30日
【 ISBN 】978-4-7795-0744-1

-目次-
はじめに
口絵 風土と文化に育まれた世界遺産春日山原始林(前迫ゆり)
I 奈良文化の源流としての春日山
第1章 春日山と興福寺-神仏・自然と人間の交流の場(多川俊映)
第2章 聖なる春日山によせて-先人が植林や治山治水に励んだ森林をまもる
(中東 弘)
第3章 大和の神奈備山-神が籠り坐ます大和の森や山(和田 萃)
口絵 春日山原始林の自然誌(前迫ゆり)
II 春日山原始林の自然誌
第4章 春日山原始林の植生-植物と動物のいのちをつむぐ照葉樹林(前迫ゆり)  
第5章 春日山原始林の鳥-森林の変化による鳥類への影響は?(小船武司・
川瀬 浩) 
第6章 春日山原始林の昆虫-原始林の危機から見える昆虫の未来(伊藤ふくお)
第7章 春日山原始林とその周辺地域の哺乳類-豊富な哺乳類の棲息を願って
(鳥居春己)
第8章 春日山原始林とその周辺の地形・地質-森林の変化にかかわる要因は何か(高田将志・山田 誠)
口絵 地域生態系を未来につなぐ(前迫ゆり)
III 春日山照葉樹林の生態系
第9章 春日山塊の歴史と未来-林相の攪乱を憂慮する(菅沼孝之)
第10章 ニホンジカをめぐる照葉樹林の動態(前迫ゆり)
第11章 御蓋山ナギ林の更新動態-春日山原始林とナギ林の共生を考える
(名波 哲)
第12章 春日山原始林に生きる林床植物の適応戦略-大仏の足下で小さくなる植物たち(鈴木 亮・前迫ゆり)
第13章 春日山原始林をとりまくマツ枯れとナラ枯れ-春日山原始林を守るために(渡辺弘之)
第14章 春日山照葉樹林の行く末を危惧する(山倉拓夫)
IV シカの生態と地域生態系の保全  
第15章 「奈良のシカ」の生態と管理-“野生”と“馴致”は両立するか(立澤史郎)
第16章 春日山原始林のニホンジカ-春日山原始林の保全とシカの棲息数(鳥居春己)
第17章 「奈良のシカ」と照葉樹林の未来(前迫ゆり)
引用文献一覧
あとがき
推薦の言葉(東北大学 中静 透氏)
-杜の強さと脆うさ-
千年以上もの昔から、人々に敬われながら、かつ人々の文化を養いながら続いてきた春日の杜の営み。それが崩れつつある。世代を超えて続いてきたシステムの頑健さと、すこしづつ見えてくる崩壊の兆し。人、樹木、動物たち・・・ 本書がさまざまな角度から照らしだすその変化は、現代社会の危うさを映す鏡であり、持続性とは何かを問いかける。

■春日山原始林に成立する照葉樹林の保全に向けて

 北海道から九州までの日本各地で野外動物が自然植生に大きな影響を与えていることが問題となっています。都市という人間環境の中に孤立的に残る春日山原始林は,国の特別天然記念物と世界文化遺産に指定された,きわめて貴重な森林です。文化と歴史の中ではぐくまれてきた春日山原始林ですが,局所的に増大するシカの負荷をうけて,現在から未来に森林が引き継がれないという危機に直面しています。

春日山春日山春日山

 当研究室では,生態学的調査により外来樹木の拡散,シカによる森林更新への影響,植生動態を明らかにしています(2011-2014年度科学研究費助成事業)。 詳しくは,つぎの論文をお読みください。

万葉の時代からいきづく春日山原始林の今 2007年藝術文化雜誌『紫明』掲載pdf
Maesako,Y., Nanami, S. & Mamoru, K. 2007. Spatial distribution of two invasive alien species, Podocarpus nagi and Sapium sebiferum, spreading in a warm- temperate evergreen forest of the Kasugayama Forest Reserve, Japan. Vegetation Science 24 (2): 103-112.pdf
前迫ゆり.2009.森とシカの生態学的問題をめぐって.関西自然保護機構,31:39-48.pdf
前迫ゆり.2009.照葉樹林に拡大する外来樹木.植生情報(植生学会誌発行),13:83-86.pdf
前迫ゆり.2011.春日山原始林と奈良の鹿-崩壊と共生の岐路に立つ-.グリーンパワー(森林文化協会).396:6-7.pdf
紀伊半島の自然と文化pdf

■奈良県明日香稲渕の植生景観

竹生島 奈良県明日香村稲渕は,7世紀から飛鳥川の水を利用した営農が続いており,棚田と集落などから構成される景観は,「重要文化的景観」(文化庁)および「日本の棚田百選」(農林水産省)に指定されている。棚田を構成する植生基盤として植物社会学的調査法による植生解析とフロラ調査によって,伝統的棚田景観を構成する畦畔植生の多様性を明らかにした。キーワード:畦畔植生,伝統的棚田景観,明日香村稲渕,生物多様性,フロラ
竹生島竹生島竹生島

詳しくはつぎの論文をお読みください。
「明日香村稲渕における伝統的棚田畦畔植生の多様性」(前迫,2013)PDF pdf

■滋賀県犬上川流域におけるタブノキ林の多様性保全の必要性

 滋賀県犬上川流域の護岸工事にともない,伐採予定外のタブノキ林の一部が間違って伐採されるという事態が2012年11月に生じた。滋賀県知事が視察し,「鳥総(とぶさ)を立てて森林再生を祈りたい」とされた。犬上川流域のタブノキ林の重要性と保全の方向性,事件の経緯をまとめた。
「滋賀県犬上川流域におけるタブノキ林の多様性保全の必要性」(前迫ほか,2012) PDF pdf

■御蓋山のナギ林におけるナンキンハゼの侵入と開空率の関係

 ナギ(Podocarpus nagi)は山口県小郡町が自生地北限であるが、奈良市春日大社境内御蓋山には
700 年代の春日大社創祀の際に献木され(三好,1926;小清水,1943)、その後、拡散したと考えら
れるナギ林が分布している。御蓋山のナギ林は植物社会学的研究によってナギ群集(菅沼・河合,
1978)に位置づけられている。ナギはその後春日山原始林に侵入したため、ナギの除伐が提唱され
たが(菅沼,1988)、シカが摂食しないためその後も拡散が進行し、春日山原始林内には胸高直径
10cm 以上のナギ個体群が群落形成している(Maesako et al., 2007)。

 耐陰性の高いナギ群落に,近年,ナンキンハゼの侵入が拡大しています。詳しくはつぎの論文をお読みください。 「ナギ林に侵入する外来種ナンキンハゼと開空率について」(前迫・稲田,2013) PDFpdf

■竹生島照葉樹林(琵琶湖国定公園特別保護区)とカワウ個体群

竹生島竹生島 竹生島には琵琶湖特有の気候条件のもとに成立しているタブノキ林が成立しています。この島にタブノキ林が成立していることが1970年代に確認されました(菅沼,1972;吉良ほか,1979)が,学術的にも貴重なフロラを有する地域固有性の高い森林(北村,1979)です。カワウの局所個体群の生息数1万羽~3万羽(滋賀県ホームページ資料)は森林が群落構造を維持することができず,琵琶湖竹生島の森林崩壊が進行していることが,空中写真による植生解析 (1947~2005)や現地調査によって明らかにされました(前迫,2007年度植生学会大会)。

竹生島竹生島 本研究室では,竹生島照葉樹林の再生に向けて,滋賀県琵琶湖博物館亀田佳代子氏らとともに共同研究を進めています(2011年度科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金(基盤研究(C))。植生学会第16回大会(2011),琵琶湖博物館カワウ企画展シンポジウム(2011)ほかで講演・発表。
←高木層が欠如したギャップや疎開林冠には外来草本アオスズメノカタビラが拡散しています(前迫・大場,2011)。

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業績詳細(リンク)

大阪産業大学教員リスト
国立情報学研究所 Cinii
研究開発支援総合ディレクトリ ReadD

■印刷物による業績(抜粋)

【著書】

前迫ゆり(共著).2005.「植物群落モニタリングのすすめ 自然保護に活かす植物群落レッドデータ・ブック」(大沢雅彦編).文一総合出版..119-125

前迫ゆり(共著).2006.「世界遺産をシカが喰う シカと森の生態学」(湯本貴和・松田裕之編).文一総合出版.147-167.

前迫ゆり(共著).2009.琵琶湖が育む照葉樹林:タブノキ林とその保全「とりもどせ!琵琶湖・淀川の原風景」(西野麻知子編).サンライズ出版.121-132.

前迫ゆり(編著).2013.世界遺産春日山原始林 ―照葉樹林とシカをめぐる生態と文化―.ナカニシヤ出版. 256.

前迫ゆり(編著).2015.シカの脅威と森の未来 シカ柵による植生保全の有効性と限界 前迫ゆり・高槻成紀(編著) 文一総合出版

【査読付原著論文】

過去の【査読付原著論文】を見るにはこちらをクリック

前迫ゆり.1985.オオミズナギドリの影響下における冠島のタブノキ林の群落構造          日本生態学会誌,35: 387-400.

前迫ゆり.1990.若狭湾周辺の照葉樹林における種組成的研究  群落分類と序列             日本生態学会誌,40:161-177

Maesako,Y.1991.Effect of Streaked shearwater Calonectris leucomelas on species commposition of Persea thunbergii Forest on Kanmurijima Island, Kyoto Prefecture, Japan.     Ecological Research, 6: 371-378

Maesako, Y. 1997.Effects of streaked shearwaters (Calonectris leucomelas) burrowing on the lucidophyllous forest in Ohshima Island, Japan. Vegetation Science,14: 61-74.

前迫ゆり.1998.奈良教育大学自然環境教育センター奥吉野実習林の植物社会学的研究 Ⅰシラキ-ブナ群集ほか.奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要 2:1-15

Maesako,Y. 1999.Impacts of streaked shearwater (Calonectris leucomelas) on tree seedling regeneration in a warm-temperate evergreen forest on Kanmurijima Island, Japan.Plant Ecology (Kluwer Academic Publishers), 145: 183-190.

Maesako,Y. 1999.Relationships of burrow-nesting of Streaked Shearwater (Calonectris leucomelas) to the Vegetation on Biro Island, Southwestern Japan. Vegetation  Science,16: 149-158

前迫ゆり・鳥居春己.2000.特別天然記念物春日山原始林におけるニホンジカCervus nipponの樹皮剥ぎ.関西自然保護機構会誌,22:3-11

鳥居春己・鈴木和男・前迫ゆり.2000.奈良公園におけるニホンジカCervus nipponの胃内容分析. 関西自然保護機構会誌, 22: 13-15.

前迫ゆり.2000.ニュータウン内孤立二次林における実生群集と植生構造の10年間の変遷.        環境情報科学,29:71-82.

前迫ゆり.2000.奈良教育大学自然環境教育センター奥吉野実習林の植物社会学的研究IIクリーミズナラ群集ほか.奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要 3:1-12

前迫ゆり.2001.春日山照葉樹林におけるシカの角研ぎと樹種選択      単著       平成13年12月  奈良佐保短期大学研究紀要 9:9-15

前迫ゆり.2001.奈良公園および春日山原始林におけるシカの採食に対する変化.          奈良植物研究,23:21-25

前迫ゆり.2002.奈良公園飛火野のシバ草地におけるイノシシの掘り返し.奈良植物研究,24.25:19-23

前迫ゆり.2002.土中営巣性海鳥生息地におけるタブノキ実生の初期生長.植生学会誌,19: 33-41.

前迫ゆり.2002.奥吉野実習林の植物社会学的研究IIIツガ-アカマツ群集.奈良教育大学自然環境研究センター研究紀要,5:11-20

Maesako,Y., Nanami, S. & Kanzaki, M. 2003. Invasion and spreading of two alien species, Podocarpus nagi and Sapium sebiferum, in a warm-temperate evergreen forest of Kasugayama, a World Heritage of Ancinet Nara. Kyosei Science Center for Life and Nature National Institute for Environmental  Studies.1-9.

Maesako,Y. 2003. Current-year tree seedlings in a warm-temperate evergreen forest  on Mt. Kasugayama,a World Heritage Site in Nara,Japan. Bulletin of studies  Nara Saho  College 10:29-36.

前迫ゆり.2003.春日山原始林と草食保護獣ニホンジカの共存を探る.植生学会誌,19: 61-67.

前迫ゆり・鳥居春己.2003.奈良公園におけるニホンジカの樹皮剥ぎと立地条件.関西自然保護機構会誌,25:33-41

前迫ゆり.2003.オオミズナギドリ繁殖地におけるタブノキの実生生長と照葉樹林の保全.        野生生物保護学会誌,8:11-17.

松村みちる・和田恵次・前迫ゆり.2004.行動観察からみたニホンジカの樹皮はぎの特徴.          野生生物保護学会誌 9:1-7.

前迫ゆり.2004.春日山原始林の特定植物群落(コジイ林)における17年間の動態.奈良佐保短期大学研究紀要,11:37-43

前迫ゆり.2005.古都のエコミュージアム:奈良~地域の自然と人の人の営み.エコミュージアム研究,10: 102-108.

前迫ゆり.2006.世界文化遺産興福寺境内のクロマツ個体群と樹木景観.奈良佐保短期大学研究紀要,13:1-8.

前迫ゆり・和田恵次・松村みちる.2006.奈良公園におけるニホンジカの樹皮剥ぎ.植生学会誌  23: 69-78.

前迫ゆり.2007.植栽後64年経過した鎮守の森の植生構造.奈良佐保短期大学研究紀要, 14:83-90.

Maesako,Y., Nanami, S. & Mamoru, K. 2007. Spatial distribution of two invasive alien species, Podocarpus nagi and Sapium sebiferum, spreading in a warm- temperate evergreen forest of the Kasugayama Forest Reserve, Japan.   Vegetation Science 24 (2): 103-112.

前迫ゆり.2008.歴史的風土保存地区香久山における竹林拡大.関西自然保護機構会誌,30(2): 135-143.
シュリ・前迫ゆり・村松加奈子.2008.内モンゴル草原における生活様式の変遷と植生評価のための衛画像ALOS/AVNIR-2データの有効性.大阪産業大学人間環境論集, 7: 83-102.

Suzuki, R.O., Kato, T., Maesako, Y. & Furukawa, A. 2009. Morphologicaland population responses to deer grazing for herbaceous species in Nara Park, western Japan. Plant Species Biology (in press).

前迫ゆり・藤脇崇祐・金子有子・2009.琵琶湖西岸流域におけるタブノキ個体群の分布と地域植生.大阪産業大学人間環境論集,8: 39-55.

前迫ゆり.2010.カメラトラップ法による春日山照葉樹林のほ乳類と鳥類.大阪産業大学人間論集9.

前迫ゆり.2010.世界遺産春日山照葉樹林におけるギャップ動態と種組成.社叢学会誌8: 60-70.

共著 (第1著者)前迫ゆり・大場達之(千葉県立中央博物館) .2011.カワウ営巣地竹生島に拡大する外来種アオスズメノカタビラ. 関西自然保護機構会誌,33:45-52.

共著 鈴木亮(筑波大学)・前迫ゆり.2012.春日山原始林の林床草本ミヤコアオイの個体群生態.地域自然史と保全,34: 37-43

前迫ゆり.2013.明日香村稲渕における伝統的棚田畦畔植生の多様性.大阪産業大学人間環境論集9: 79-96.

共著 (第1著者)前迫ゆり・稲田友弥(京大院・農).2013.御蓋山のナギ林におけるナンキンハゼの侵入と開空率の関係.社叢学会誌,11: 80-92

【報告・総説・テキスト・そのほか】

(2000年以降)を見るにはこちらをクリック

Maesako, Y. 2000. Interaction of Vegetation and Burrowing Seabird Calonectris leucomelas in Japan. Abstracts of International Association for Vegetation Science

Suganuma, T. & Maesako, Y. 2000. Nara, Japan-World Heritage Site and Vegetation. nternational Association for Vegetation Science Post-Symposium Excursion Guide, 138-141.

前迫ゆり.2000.植物の野外観察.「生物学フィールド学習」(石上三雄編著).滋賀大学教育学部.80-114.

前迫ゆり.2001.春日山における「シカと植物」の現状と問題点.関西自然保護機構会誌 23: 171-177.

前迫ゆり.2002.植物の野外観察―河川の在来種と移入種―.「生物学実験実習書」(横山 正編著).滋賀大学教育学部 23-40.

前迫ゆり.2002.大学生の種の認識.「生物学実験実習書」(横山 正編著).滋賀大学教育学部.49-56.

前迫ゆり・神崎 護・名波 哲・和田恵次・松村みちる.2003.世界遺産春日山原始林と天然記念物ニホンジカの保全生態学的研究    第12期プロナツーラファンド助成成果報告書,12:65-71.

前迫ゆり.2004.春日山原始林の絶滅危惧種ホンゴウソウAndruris japonica (Makino) Giesen.関西自然保護機構会誌,26:63-66. 

前迫ゆり.2005.興福寺境内の植生景観.興福,127:3-4 

前迫ゆり.2005.地域の子育て環境づくりに向けての保育者養成における可能性と将来展望に関する学際的基礎研究(前迫ゆり編著).平成15年度・16年度文部科学省 私立大学教育研究高度化推進特別補助学術研究推進特別経費報告書.

前迫ゆり.2005.土中営巣性海鳥オオミズナギドリと植生との関係.植生情報(植生学会発行),9: 48-55.

前迫ゆり.2006.世界遺産春日山原始林における移入種の分布拡大と植生景観の変遷・保全に関する研究.平成15年度-17年度科学研究費補助金研究成果報告書.

前迫ゆり.2006.春日山照葉樹林の生物多様性と外来種.関西自然保護機構会誌,28: 9-16.

前迫ゆり.2006.孤立化する照葉樹林と生物的攪乱.日本環境動物昆虫学会 環境アセスメント動物.調査手法16: 30-38.

前迫ゆり.2006.奈良女子大学植物標本庫のエングラー博士採集標本.奈良植物研究会会報 89:15-16.

前迫ゆり.2007.まほろばのひかり 「人と,森と,鹿と」   単著       平成19年1月     ひととき(JR東海エージェンシー) 17:63-67.

前迫ゆり.2007.幼児期からの環境教育-心の育ちを援助する-.平成18年度私立大学等経常費補助金(教育改革推進モデル事業)研究誌「幼児からの環境教育の推進」(発行 学校法人早出幼稚園).

前迫ゆり(共著).2008.流域の地域特性に基づく生物多様性保全手法の構築    .滋賀県琵琶湖環境科学研究センター試験研究報告書(平成18年度),134-146.

前迫ゆり・伊藤ふくお.2008.自然と子どもの育み   共著       平成20年3月     奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要10: 41-53.

照葉樹林主要構成種と貴重植物の分布構造と群落推移 共著 平成20年3月 (2008.3) 平成19年度滋賀県琵琶湖環境科学研究センター共同研究報告書.91pp.

地球が創った森の未来 (上)針葉樹林とシカとの葛藤 単著 平成20年12月 (2008.12) 紀伊半島の自然と文化:p.37-38. 紀伊半島研究会編

地球が創った森の未来 (下)世界文化遺産・春日山原始林 単著 平成20年12月 (2008.12) 紀伊半島の自然と文化:p.39-40. 紀伊半島研究会編

吉野川の人々の暮らし 共著 平成20年12月 (2008.12) 紀伊半島の自然と文化:p.63.34 紀伊半島研究会編

社叢における植食性動物に対する管理 単著 平成21年2月 (2009/02) 「豊かな社叢をつくるために-社叢管理の手引き-」(社叢学会発行):p.45-47.

社叢管理の方向性について-近畿地方の社叢の事例を通して- 単著 平成21年2月 (2009/02) 豊かな社叢をつくるために-社叢管理の手引き-」社叢学会発行(社叢学会発行): p. 18-21.

前迫ゆり.2009.森とシカの生態学的問題をめぐって.関西自然保護機構,31:39-48.

前迫ゆり.2009.照葉樹林に拡大する外来樹木.植生情報(植生学会誌発行),13:83-86.

生態系保全と社叢管理の視点 単著 平成22年2月 (2010/02) グリーン・エージ(財団法人日本緑化センター)37(2): 8-12.

カワウによる流域森林の衰退に対する 保全管理方策の検討 共著 平成22年3月 (2010/03) 平成21年度河川整備基金助成事業報告書.21pp.

照葉樹林の植生動態に対するシカと外来植物の影響と生物多様性保全に関する研究 単著 平成22年5月 (2010/05) 科学研究費補助金研究成果報告書.6pp.

Relationship between biodiversiy of lucidophyllus forest and alien tree species enlargedby sika deer in western Japan 共著 (第1著者) 平成22年8月(2010/08) ISBDS2010 Interntinal Symposium on Biodivesity Sciences "Genome, Evolution and Environmnt" (Abstracts): 127-128

自然と文化を基盤とする人間環境の崩壊と再生に関する研究 共著 平成23年11月(2011/11) 大阪産業研究所所報(共同研究組織成果報告)34:1-6

春日山原始林と奈良の鹿 -崩壊と共生の岐路に立つ- 単著 平成23年11月(2011/11) グリーンパワー(森林文化協会),396: 6-7

「竹生島および鵜の山におけるカワウ営巣林の森林衰退―回復過程の解明 -竹生島および鵜の山におけるカワウ営巣―」(研究代表 亀田佳代子) 共著 平成23年3月 (2011/03) 平成23 年度 琵琶湖博物館研究報告書36pp.

滋賀県犬上川流域のタブノキ林の多様性保全の必要性 共著 (第1著者) 平成24年12月 (2012/12) 地域自然史と保全,34(2): 165-179

東日本大震災被災地における被災者層復興と復活への取り組み:社叢の現状と減災に果たした役割

紀伊半島の自然と文化 改訂版/デジタル出版 (DVDおよび奈良女子大学共生科学研究センターホームページにPDFをアップロード) 共著 分担執筆 平成25年2月(2013/02) 平成25年3月 社叢学会 地球環境基金助成金事業報告書 105pp. 地球が創った森林

■最近の調査研究活動

○長期的シカ生息域における照葉樹林の生物多様性再生と外来種拡散に関する研究 (2010-2014科研基盤研究C 研究代表)
○カワウによる森林衰退に対する伝統的保全管理技術の効果と検証 (2010-2014 科研基盤研究C 研究分担)
○近畿・琵琶湖沿岸域での環境放射性物質の動態調査解析 (2013-2014 私学研究助成 研究分担)
○照葉樹林ーニホンジカ共生系に関する生態学的研究 (2007-2009科研基盤研究C 研究代表)
○照葉樹林とカワウとの共存メカニズムに関する保全生態研究 (2008―2009河川財団研究助成 滋賀県琵琶湖博物館などとの共同研究)
○自然との共生をめざす人間環境の再生と崩壊に関する研究(2008-2010 機関内共同研究 研究代表)
○紀伊半島における林業と生態系と生活環境の共存機構に関する研究 (2008-2009 奈良女子大学との共同研究)
○土中営巣性水鳥オオミズナギドリと照葉樹林との相互作用に関する研究
○吉野地域の林業地における生物多様性に関する研究

研究活動研究活動研究活動