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担当講義一覧

都市計画情報特論(大学院・博士前期課程)

都市計画や都市分析を行うために必要な情報や、算定すべき意思決定のための情報について、必要とされる情報項目を具体的に検討するとともに、実際的な処理の手法と過程について解説する。この際には、計画の流れを意識して、データ入手や観測・調査といった「情報の収集・取得」、データの分析や加工にあたる「情報処理の手法と計画技法」、的確な意思決定のためにも適切な表現が必要な「情報の表現・出力」、これらを通してのデータの蓄積と管理といった「情報のハンドリング」の各フェーズを連続的かつ網羅的にとりあげる。これらを通して、持続可能な都市の発展を見据えた整備に実効的に寄与する計画情報のあり方について考え、また情報を自在に扱える能力を身につける。

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環境情報分析の手法

環境に関わる計画を行うには、空間的に分布する情報を分析するための適切な処理技法の習得が不可欠である。そこで、地理的情報の処理技能について、実際的な計画に関わる分析ニーズを検討した後に、GIS(地理情報システム)に関わる基礎技術のうち、地理的情報の入手とハンドリングの手法、計算幾何学的分析手法、視覚化の手法について概説する。

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都市計画の手法

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都市環境の分野で扱う現象は、要因の数も多く要因間の関係も複雑かつあいまいなことが多い。計画自体も公共投資として実施されることが多いため、計画の正当性・合理性を明確にして合意形成することが必要となる。これらのことから、都市環境分野での計画にはシステム分析的手法が適している。受講する学生諸君には、システム分析的な計画アプローチの方法について慣れ親しんで欲しい。

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システム分析の手法

環境に関わる計画を科学的に行うには、事象を分析的にとらえることと、得られた情報の客観的な分析が不可欠である。そこで、計画に関する情報をシステム分析的に取り扱うための手法を学ぶ。具体的には、計画策定に用いられるモデルの概念とモデル分析の手法、最適化のための手法、評価と意思決定のための手法を扱うことにする。実際的な事例を題材に、簡単な計算を各自に行ってもらうことで理解を助けたい。

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フィールド/スタジオワーク2

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地理情報システム(GIS)を用いた実践的な地域分析手法を実習する。前半では、オンラインソフトやExcel、ExcelVBAといった手近なツールを用いた地図づくりの方法を習得する。後半では、使用するGISソフトのチュートリアルを行って基本的な操作方法を身につけた後、都市環境に関わる分析を実際に行い、実践的に役立つGIS適用手法を習得する。

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フィールド/スタジオワーク3

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毎年の卒業研究において、研究活動の何たるかを全く理解していない学生を指導することに教員は四苦八苦している。そこで、テーマの設定から調査の計画と実施、データの処理と分析、論文の作成まで、卒業研究において行うであろう活動と思考過程を、一通り体験してもらい、4年次では充実した研究を行い誇りを持って卒業できる能力を磨いてもらう。

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都市環境シミュレーション

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コンピュータ・グラフィックス(CG)および関連する情報処理技術は、都市環境の分析・評価・計画・デザインなどに幅広く利用されており、計画ツールおよび表現手法としての可能性が非常に大きい。授業では、このCGの原理を概説するとともに、多数の適用事例の紹介を通じて、CGの利用法、利用上の留意点などを学習する。

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都市環境と交通

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都市交通は、都市環境を構成する重要な要素である。都市では、電車、バス、タクシー、路面電車、マイカー、自転車など多くの交通手段が用いられているが、これら多様な交通システムが全体としてうまく機能しなければ、様々な都市交通問題が発生しうる。本講義では、個々の交通システムの特徴と課題について述べ、都市環境と都市交通の関係、より望ましい都市環境を実現するために必要な都市交通整備のあり方について述べる。

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卒業研究1・2

吉川研究室では、「公共交通」と「GIS」に関わる幅広い研究を行う。卒業研究では、実際のプロジェクトにスタッフとしてかかわってもらい重要な役割を担ってもらう。一方で、こうした活動を通して得られた情報について、学術的見地からの分析や考察を行い、その成果を社会に還元することを目的とした研究活動を行い、卒業論文としてとりまとめる。

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プレ卒研1・2

プレ卒研では、卒業研究がスムースに遂行できるように、卒研生と一緒に毎週のゼミに参加してもらい、研究のための基礎スキルである、科学的文章の書き方・問題意識の設定のコツ・データのハンドリングの実際的方法・プログラミングの初歩・プレゼンの仕方等、多くのことを実際的に学んでもらう。下記のテーマ一覧を参考にして、吉川研への配属を4年次に希望する可能性がある学生は、ぜひ受講して欲しい。

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フィールド/スタジオ研究1・2
(大学院・博士前期課程)

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基本的には、修士論文作成の準備段階として調査・分析を主とした内容とするが、テーマによっては、インターンシップに換えることもできる。研究室のゼミナール方式とするので、受講生は、講義を一方的に受けるという形ではなく、議論に加わり、与えられた課題を着実に遂行することが要請される。研究テーマは、都市計画、都市交通、地域防災、GIS、CG等、多岐にわたる。

人間環境学特殊研究
(大学院・博士後期課程)

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都市計画・交通計画・地域防災を対象として、GIS・CG等の空間処理技術、計量分析技術を駆使し、これらの分野へ社会的還元を図ることのできる計画と情報処理の方法論を構築する。

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