生活者の視点で、くらしの中の身近な環境問題を理解し、人と自然、社会やまちの姿を考える力を養う学科です。
私たちのくらしは、便利で豊かになっていく一方で、文化や自然の喪失、核家族化や少子高齢化による人間環境や価値観の変化、
エネルギーやごみ問題など、さまざまな社会問題を抱えています。
これらの問題を解決し、人と人、人と自然の良好な関係を築いて、持続可能な 社会を創るためには、問題をしっかり分析する力、 理解する力、環境に配慮した考え方や方法を提案し実践する力が必要となります。
生活環境学科では、生活者の視点から“くらし”をマネジメントできる人材を育成します。
・人間環境学概論
・生活環境学概論
・経済学の基礎
・社会学の基礎
・化学の基礎
・心理学の基礎
・生物学の基礎
・データ処理の基礎
・コンピュータの基礎
・コミュニケーション英語
・都市と農村
・社会とボランティア
・基礎スキル演習
・コンピュータ基礎演習
専門的な調査を自分で行うための準備として、調査票による調査、参与観察、インタビュー調査といった社会調査の方法を学びます。計画を立て、実施し、結果をまとめて発表するという一連の過程が実践できます。
・生活環境科学
・環境リスク論
・エコビジネス論
・社会調査の手法
・室内環境論
・住居計画論
・環境情報分析の手法
・大気環境論
・水環境論
・地球環境学
・流域環境と生物
・環境社会学
・フィールド/スタジオ演習1・2
・コンピュータ応用演習
・生活環境学演習
廃棄物処理の歴史や実態、収集・焼却・最終処分の技術、自治体や企業の取り組みなど、廃棄物を取り巻く問題全般について考えます。コンポスト、ゼロエミッションなど現代のキーワードがいっぱい!
食べ物の流れを「食と農」で分けるのではなく、「畑から胃袋まで」で考えた時、その過程で起こることは何か?バナナやコーヒーなどを例に、各地の「ローカル」「グローバル」な食の流れやその歴史、特徴なども学びます。
・廃棄物概論
・持続可能なくらし
・環境マネジメント論
・環境と交通
・都市と建築のデザイン
・資源とエネルギー
・環境と国際協力
・植生と生態系保全
・食農環境論
・環境教育論
・環境心理学
・社会福祉論
・フィールド/スタジオ演習3・4
・プレ卒研
水処理を中心とした環境保全や修復技術について実証的な研究を行っています。そのため研究場所は実験室や学外が中心となります。また、企業、行政、NPOといった組織との共同研究も行っています。
自然環境の劣化が著しい現代において、人間が未来にわたって自然の恵みを受け、豊かに暮らすためには、健全な生態系を維持する必要があります。本研究室では、森林、草地、田んぼ、河川、都市などさまざまな生態系において、フィールド調査をすすめながら生態系保全に貢献する研究を行なっています。
先輩たちの卒業研究テーマを一部紹介します。